もうすぐ子どもたちの誕生日。
我が子は二人とも早生まれです。
時が経つのが早いなと思い、その時の記憶を記しておこうと思います。
生々しい内容もあるので、読みたくない方はページを閉じてくださいね。
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私が住んでいる地域は雪が降ることは稀なのだけど、二人とも雪が積もる日に生まれてきた。
産院の窓から、吹雪いてるなーーって眺めていた。陣痛が始まる前までは。
二人とも自然分娩で出産した。無痛分娩も検討したけれど、家から一番近い産院では行っていないとのこと。色々検討した結果、あまり遠くの産院へ通うことは出来なかったので、その産院でお世話になることにした。(看護師さんも優しかったし、ご飯がおいしかったです)
一人目のお産の時に思ったことは、「みんなこんな痛みに耐えているの!?正気ですか!?」
ということ。出産が終わり、部屋に戻った後、私が携帯で調べた内容は、「海外、先進国、出産、自然分娩」で検索。アメリカやフランスでは高い割合で無痛分娩がされているという。そりゃそうだろうと思った。日本では自然分娩の割合が多いから、耐えられるのだろうと思って甘くみていたけれど、想像を絶する痛さだった。産む瞬間もとても怖いけれど(股が裂けるから)、それまでの陣痛が半端じゃないくらい痛い。ほんとに信じられないくらい痛い。信じられないくらい痛いのが5,6時間続いた。その後、分娩台にあがってから、いきむのだけど、頭が出てこない。でも、この痛みは産まないとと終わらない。分娩台の上で思ったことは、「仕事が辛いとか言ってごめんなさい。何でもするから、この痛みからすぐに解放してください!!!!」って願った。そんなこと願ってもどうにもならないけど、願った。痛みから早く解放される方法は、産むしかない。分娩台の上で冷静に思った。でも股が裂けるのも怖い。だって麻酔無しで、肉が割けるとか考えるだけでも怖い。めっちゃ怖い・めっちゃ痛いのループ。最後は腹を決めて、「もうどうにでもなれ!!!!」っていう気持ちでいきんだら、産まれた。産んだ直後の正直な感想は、やっと終わった・・・。
私の陣痛から出産までの時間は12時間。平均時間を調べたら、どうやら平均のよう。これで平均なのかと思い、びっくりした。世の中のお母さん達、ほんと耐えてるなと思った。
その後、母子同室になったが、とても緊張したのを覚えている。出産前に幾分か勉強はしたけれど、いきなり実践。我が子がかわいい気持ちもあったが、はじめの方は不安が多く怖い気持ちもあった。
二人目の出産は分娩の恐怖はあったが、一人目より陣痛時間が短いとネットに書いてあったので、それを信じた。股もすでに一人目で裂けてるしな(産後すぐにお医者さんが縫ってくれてはいる)と割と冷静だった。結果、陣痛から出産まで1時間だった。かなり早い方だと思う。陣痛が一人目の時と比べると拍子抜けするくらい痛くなくて、この痛みでいきむんですか?って分娩台の上で聞く余裕があった。でも、最終的には一人目の時と同じくらい痛かった。時間は短かったけれど。二人目は勝手が分かっているので、産後も気持ち的には余裕があり、子どもをかわいいなと思えた。
子育ては、ほとんど両親を頼れず夫の仕事も忙しかったので、育休中と職場復帰後の数年間は基本はワンオペで乗り切った。夫は仕事が忙しい中、協力できるところは頑張ってくれたが、本当に大変で辛かった。そんな子ども達が二人とも小学生になった。大きくなった。保育園時代もかわいかったと思うが、心の余裕が無さすぎた。私の中では、今が子育ての中で一番楽しい時期。話も通じるし、かわいい。子ども達が色々なことを吸収しようとするのが嬉しい。この時期がいつまで続くか分からないけど、続くうちは私が与えられるものはたくさん与え、たくさん楽しみたい。